谷中ハチ助のブログ

登山、読書、ベイスターズ情報を谷中からお届けします

登山

【登山】丹沢山②みやま山荘 日本百名山

今までで一番旨い山小屋の夕食だった。 メニューは鉄板焼き。牛肉、タマネギ、カボチャ、ピーマン。鉄板にオイルを垂らし、固形燃料でメラメラ燃える鉄板に油がジュウジュウ弾け飛ぶ。焼き目の付いた肉が噛むと肉汁が溢れ出す。慌ててご飯をかきこむ。中には…

【登山】丹沢山①出発 日本百名山

なるほど、面白いかもしれない。 同僚の提案に、いつしかと温めていたプランを実行する。一泊二日宮ヶ瀬から西丹沢ビジターセンターへ西から東へ丹沢山塊を貫くルートに挑む。 丹沢の主脈としては、丹沢山の北、相模原市側を取付口として入ってくる丹沢主脈…

【登山】晩秋の雲取山③もえぎの湯のスタンプカード 日本百名山

一泊二日の山行の汗を流すべく、奥多摩駅近くのもえぎの湯へ。 もえぎの湯といえば、今さら紹介するまでもないと思うほど、登山客でない観光客にも利用者が多く、オンシーズンには入場規制が出るほど。 しかし、もえぎの湯を利用するリピーターの多くは知ら…

【登山】晩秋の雲取山②登山ルート 日本百名山

別ルートとはいえ、2度めの雲取山で、軽く見ていたフシがあった。 そうすると、たいてい痛い目にあう。今回は1日目の丹波からサオラ峠、それから2日目の三条の湯から雲取山頂へのルートがしんどかった。 特に後者は宿を出発してからいきなりの急登が30分以上…

【登山】晩秋の雲取山①三条の湯 日本百名山

先週末のこと。 三条の湯に泊まった。温泉付きの山小屋である。東京都最高峰の山、標高2,017mの雲取山に登るのなら、私は迷わず三条の湯を勧める。 三条の湯に投宿するのは今年5月に引き続き2度めだ。こんなに間を置かずに再訪する宿も初だし、年に二回泊…

【登山】那須岳④宇都宮餃子 宇味家/日本百名山

登頂出来なかった那須岳の帰り、乗り換えの宇都宮駅で降りて腹ごなし。 駅の外のみんみんを覗いたら、夜7時前60人満席というのに暗闇の店外に50人はあろう長い行列。こりゃあかん。確か駅ビルにも餃子店は入っていたはず。引き返してみると、2店あった。 餃…

【登山】那須岳③小鹿の湯 日本百名山

とほほな撤退を余儀なくされた那須岳だが、落胆をすべて帳消しにしてくるくらいいいこともあった。それが温泉だ。 ご存じの方も多かろうが、那須岳は活火山であり、その殺生石などの殺風景な山景色は、火山活動の結果、植物の植生には厳しい環境であることか…

【登山】那須岳②撤退 日本百名山

スタート時の小雨は、雹、霙、小雪と、次第に体積を増していく。それにつれて、山道もまた、笹の緑、泥んこの土、雨滑らしの石、木々を覆う雪へ景色を移り変わらせていった。 大混雑の避難小屋でカップ麺とおにぎりで早めの昼食にする。この先、風雪を防ぐ適…

【登山】那須岳①出発 日本百名山

冷えてくると温泉が恋しくなる。底冷えする山中においてはましてや。山に登り、温泉宿に泊まる。そんな都合のよい話はなかろうと探していたら、あるのだ。しかも、徒歩でしか行けない山奥に二軒だけポツンと。 今シーズンは来週で店じまいという。これは行く…

【登山】甲武信ケ岳④はやぶさ温泉 日本百名山

西沢渓谷に下山し、塩山駅へ後10分。放光寺入口で降りて歩くこと10分。川沿いの大きな看板にその名が刻まれていた。 はやぶさ温泉。隼の漢字読みが難しいから、ひらがなにしたという心遣い。 入ってみれば、まさかの源泉かけ流し。シャワーも引用も全てかけ…

【登山】甲武信ケ岳③甲武信小屋 日本百名山

良い小屋だった。 定員150名に対し、この日は50人。ちょうど一人に布団一組であったから、本当の定員は50人だろう。前日(11月2日)は100人近かったというから、考えるだに恐ろしい)。小屋自体は伝統的なそれであったが、丸太の重厚感があって…

【登山】甲武信ヶ岳②山行 日本百名山

全体的には地味だが、じわじわ足にくる、ボクシングでいうとボディブローというやつだろうか。激しい岩登りなどはなかったが(ひやっとするロープつたいの沢渡が1つあったが)2日で10時間もあるけば、そりゃこたえるし、なかなか味わい深い道程だった。 特…

【登山】甲武信ヶ岳①出発 日本百名山

台風、雨、また雨。何度この山行を先送りしたことだろう。春、夏、そして秋、5度、6度?山小屋にも同じだけキャンセルの連絡をした。最終的に決断したのは昨日。嫌味も言われず快く受け入れてくれた甲武信小屋の方に感謝したい。 甲武信ヶ岳の標高は2,475m。…

【登山】榛名山 日本二百名山/高崎市 2019年10月23日

プッチンプリンのような山塊に、秋の紅葉が点描画みたいに映える。榛名湖は静かな水面を湛え、まもなくやってくる冬に備えていた。紅葉八分頃、榛名富士はそんなお茶目で美しい容態を見せていた。 榛名山という名の山は無い。榛名湖を囲む一帯の山域を指すら…

【登山】鳳凰三山④二日目の縦走と下り/南アルプス

晴天に恵まれた二日目は昨日の風雨が嘘のような好天。朝7時前に薬師岳小屋を出発して、3つの山を目指した。 急登を上り詰めると、わずか30分もせずにまず薬師岳山頂に到着。 水分を補給しただけで、次の観音岳を目指す。観音岳を望むここからの眺望が今回…

【登山】鳳凰三山③初日の上りは初心者には甘くないルート/南アルプス

自家用車を持たない私は、電車やバスを利用するしかない。 前2回の南アルプス山行と同様甲府発のバスに乗り、今回は夜叉神峠登山口で降りた。ここですでに10時半を回っていた。小屋からは16時までに入ってくれと予め釘を差されていたが、地図によれば、標準…

【登山】鳳凰三山②薬師岳小屋/南アルプス

居心地最高! 布団はふわふわで、敷パッド、アクリル毛布、掛け布団、そば殻枕が新品で用意されていた。寝床は、共用ではなかったし、ふたりごとにカーテンで敷きられていた。共有スペースでゆっくりほんをよむこともできたし、荷物スペースや更衣室までかく…

【登山】鳳凰三山①甲府発/南アルプス

台風一過の金曜日、ラグビーW杯、プロ野球クライマックスシリーズとスポーツ真っ盛りの秋、観てばかりじゃ体もなまるということで今季3度目の南アルプスへ。 甲府からのバスは平日増発なしのため、立ち乗りありの満席。座席を確保すべく、早めに到着しておい…

【登山】燕岳への道 毎日アルペン号について

毎日アルペン号。登山を趣味に持つ方なら、その名を一度は聞いたことがあるだろう。登山ツアーバスの一つで、山小屋宿泊までセットになったツアーを、毎日新聞旅行が売り出していて、廉価であり、お世話になっている方も多いのではないか。 私は先週、今日出…

【登山】燕山荘を予約しました!

南アルプスの次は、日本中のトレッカーの憧れ、北アルプスへ。 この夏、仙丈ヶ岳、北岳と2回の南アルプスを経験。次はいよいよ本丸とも言うべき北アルプス。 とはいっても初心者なので、まずは安全安心で、もう行きたくないなと思わぬよう、山小屋は人気、実…

【登山】仙丈ヶ岳⑥ 馬の背ヒュッテでの出会い

仙丈ヶ岳に登って1ヶ月弱経つが書き留めておきたいことを思い出した。 人との出会い。私は良くないと言われる単独行をやっている。人と合わせるのも面倒だし、何より普段の諸々の煩わしさから逃れるために山に来ているようなので、安全上問題があるとされて…

【登山】北岳⑦ 日本2位の最高峰 ニホンザル編

錯覚かと見紛った。 標高3,000mの高地にニホンザルが、戯れ、ハイマツと切り立った岩の間を駆けていく。 1匹だけではない。2匹、3匹、4匹。親子なのかきょうだいなのかわからないが、じゃれ合ってもいる。 場所は北岳肩の小屋目前の小太郎山分岐点付近。広…

【登山】北岳⑤ 日本2位の最高峰 雪渓編

真夏の山に、突如現れる一面の積雪。高さ100m、幅10m、厚さ1mはあろう雪のキャンバスが谷間に広がる。 北岳からの広河原への下山途中、難所八本歯のコルを突破した先の、左俣ルートにそれは存在していた。 初めて見た雪渓は、石灰質の白と勘違いした。近くに…

【登山】北岳④ 日本2位の最高峰 宿泊編

もう一度泊まりたいかと問われれば、肯定的な回答はできない。 今回の縦走で宿泊したのが北岳肩の小屋。 頂上までは上りで50分、麓の広河原からは5時間というというすばらしいロケーションで、登るにしろ下るにしろ、拠点とすべき位置にあるのだ。 私も、そ…

【登山】北岳③ 日本2位の最高峰 下山編

登山の辛いところは下山にあるのではなかろうか。 どんなに登頂の喜びがあったとしても、下りには無事に帰るという命題しかなく、登りのときのような高揚感はない。 今回はとりわけ、恐怖が強かったように思う。 北岳山頂から北岳山荘がこんな感じ この下り…

【登山】北岳② 日本2位の最高峰 登頂編

辛かった。しんどかった。でも行ってよかった。この苦しみを予め知らされていたら、アタックしなかったかもしれない。未知なる領域に踏み入れるのは、私にとっての冒険であり、心震える出来事だった。 富士山に次ぐ標高に立ち、眼下の雲に覆われた峰々を臨む…

【登山】北岳① 日本2位の最高峰 登山きっかけ編

日本で2番目に高い山に登る。2番目ってどこよ。1番はいうまでもなく富士山だが、2番となると、登山をやっている人にはすぐにわかる、そんなところだろう。 私のなかでは、北岳に挑戦するタイミングはもっと後だと思っていた。麓の広河原からの宿泊すべき肩の…

【登山No.61⑤】日本百名山 仙丈ヶ岳/絶景と雷鳥と

初めての標高3,000m超え。山の景色が、圧巻だった。 雲を眼下に、遠くまで山々が連なり、私が私でなくなるなるような、足が地につかず、中空を散歩しているようなこれまでにない感覚をいだいたのだ。 仙丈ヶ岳といえば、山原が氷河で削られた谷であるカール…

【登山No.61④】日本百名山 仙丈ヶ岳/可憐な高山植物たち

山に登れば冬はともかくとして、色とりどりの花たちを愛でることができる。 標高が高くなればなるほど、花々は厳しい環境に耐えようとして、大きく育つことができず、小さく頼り投げな表情を見せるらしい。 毎週のように低山に登る私も、花たちに癒やされ、…

【登山No.61③】日本百名山 仙丈ヶ岳/馬の背ヒュッテ泊

山で宿泊する魅力の一つはなんといっても山小屋にあると思う。 私の場合、テントを持っていないので、泊まるのは山小屋しかない。 馬の背ヒュッテは、登山口の起点北沢峠から歩いて2時間半の距離にあり、初心者にもアクセスしやすい。 外観、内装とも、古き…