谷中ハチ助のブログ

登山、読書、ベイスターズ情報を谷中からお届けします

谷根千

【谷根千No.12】谷中にこだまする尺八の音色

平日午後6時頃、ボエーっと野太い音が、暮れなずむ闇に溶け込んでいる。聞こえると妙なもので、ホッとするような、もやもやと不安になるような、バランスのとれないふわふわした気持ちになる。 ある日家路についていると、菅笠に、尺八の怪しい人影。果たし…

【読書No.78】谷中スケッチブック 心やさしい都市空間/森まゆみ

我が街、谷中を総浚いしたバイブルともいえる著作です。 読んでみても、意外とすんなりと入ってくるのは、谷中の街の成り立ち、人びとの風習、墓地などの歴史的経緯と、過去に焦点がおかれ、街歩きの際、気になりそうな事物の由来が、網羅されているからでし…

【谷根千No.11】猫の街谷中で猫と触れ合う

谷中といえば知る人ぞ知る猫の街です。谷中の寺社や夕焼けだんだん、路地、至るところにネコが出現します。谷中に住み始めて3年が経ちましたが、通勤途上に毎日のようにネコを見かけます。猫好きにはたまらない街でしょう。 ご多聞にもれず私も自称ネコ派な…

【谷根千No.10】じねんじょの薬膳カレー

かなり妖しげな雰囲気を醸し出す外見だ。ガラスを十字に切った引き戸に、昔ながらの腰高の正方形の看板、白抜き文字のエンジに染め上げた幟に「おいしく食べて元気が沸く‼︎」の文字、店内から漏れ出る古ぼけた灯り火。 帰り道のルート上だが、手が、いや足が…

【谷根千No.9】一寸亭のチャーハン

おそらく、だ。もし、中華料理、チャーハンを食べたことがないという欧米人に、チャーハンを食べたいと注文されたら、連れて行くであろうお店。それが一寸亭だ。 その店は、賑やかしい谷中銀座商店街のちょうどまん真ん中にある野中ストアの脇道を入ってすぐ…

【谷根千No.8】節骨麺たいぞう西日暮里店の唐揚げ白飯セット

枕崎産鰹節と薩摩黒ブタ豚骨、鶏ガラ、さらには九十九里のにぼしや野菜を煮詰め、スープをとったという。 一口飲んで頭に浮かぶのは、ああ、和風ということだ。こってりのなかにもどっしりと出汁の存在感がすごい。背脂もたっぷりで、私はこちらを狙っていた…

【谷根千No.7】 エスプレッソ ファクトリーのアイスカフェラテ

千駄木駅を背に団子坂を駒込方面に登っていく。その喫茶店は、団子坂を登り切る一歩手前の9合目、東洋大学国際学館向かいの古ぼけたビルの一階に陣取っている。 小さなオリーブの植木に迎えられてを、ガラス扉を引けば、30㎡ほどの奥へ細長い空間が広がって…

【谷根千No.6】 団子坂交差点にFwatty Cafeが使い易くオープン!

団子坂の四つ角のイタリアンの後釜に、Fwatty Cafeが今年初めにオープンしていた。 遅ればせながら、伺ってみた。 まず、驚いたのが、デザートのボリューム。フルーツババロアが由緒正しきパーラーのそれのように存在感のある器になみと盛られている。それだ…

【我が家に春の訪れ】 ジンチョウゲ、ミモザの開花

端午の節句が近づくと、甘酸っぱい香りが夜気に込められる。その正体はジンチョウゲの花だ。我が家の猫の額にも、賑わいの季節を告げてくれる。 このジンチョウゲは、近くの防災広場で、2年前の秋、配布していたものだ。頼りなく、細腕を伸ばしていた枝は、…

【谷根千の風景No.5】 旅するミシン店

暖簾にミシン。イマドキ、ミシンのお店かと思いきや、店内に入ると、ずらりと並んだブックカバー。 ほーと思い、眺める。文庫本、ハードカバー、コミック、新書版、A5版。その他にも多用途なサイズのブックカバーが揃えてある。どれもかわいらしい動物たちの…

【谷根千の風景No.4】観音寺の築地塀

どこかほっとする懐かしさがある。 観音寺の築地塀は、日暮里を谷中方面へ向かい、夕焼けだんだん手前、谷中せんべえのさきを左手に折れ、5分ほど直進した右手に曲がればこの路地に行き当たる。 道幅は4mないだろう。車が行き交うことはできない。100mも行け…

【谷根千の風景No.2】 千駄木駅周辺から不忍池を夜間走行

近頃は、平日であれば週二回程度走っている。いつも皇居を周回できれば、我が庭のように親しむこともできるが、途中下車することになりそうもいかない。それゆえ、デスクワークから帰宅して、なまったからだに鞭打つべく、不忍池かスカイツリーへ向かう。今…

【谷根千の風景No.1】 日暮里駅の跨線橋から見る電車

日暮里駅は鉄オタ、撮り鉄には外せないスポットらしい。JRは山手線、京浜東北線、高崎線、東北・上越新幹線、常磐線、それに成田へ向かう京成線、日暮里舎人ライナーと複数社の路線が乗り入れている。通過するこれらの電車を橋上から眺められ、写真に収める…